こんにちは、この記事を書いたブログ管理人のよろしです。当ブログではアフィリエイト広告を利用しております。
それではゆっくりとご覧ください。
米の価格は2024年と比べ、2025年(4月時点)は2倍以上の価格となっており
「2025年の米の価格はまだ上がるの?」
「備蓄米放出の効果はあるの?」
「そもそもなんで米の値段があがったの?」
と気になっていませんか?
今回は兼業農家の長男である私が、2025年は米の価格が上がるか、下がるか徹底調査した結果をお伝えしています
この記事をよむことにより
・なぜ米が高いのか?
・備蓄米放出の効果(予想)
・2025年の米の価格を下げるための2つの方法
・2025年の米の価格が上がるか、下がるか徹底予想した結果
について知ることが出来ます。ぜひ参考にしてみてください
1.現在の価格
2025年4月7日~4月13日のスーパーの米平均価格は5キロ4217円です。対前年同期比103.0%。去年の倍以上の価格になっています
参考:NHKニューススーパーの米平均価格15週連続で値上がり
2.なぜ米が高いのか?

2-1.政府の見解
政府の見解は、令和6年の米の収穫量(主食用)は679万2000tで前年より18万2000t増加していているので、米は十分にあるが、流通に目詰まりが生じているため高くなっているというものです。
流通の目詰まりが生じている原因としては、各事業者が、先々を心配して米を確保しようと在庫をつみあげていった、というのが政府の認識です
参考:農林水産省ホームページ米の流通状況について
2-2.当ブログ管理人(よろし)の見解
当ブログ管理人(よろし)である私の見解は、政府と全く違うものです。
私は流通の目詰まりではなく、そもそも米が足りてないから高いと考えています。
なぜそう考えているのか説明させてください。
政府が米が足りている根拠としているのが「令和6年の米の収穫量(主食用)は679万2000tで前年より18万2000t多い」とういうものです。
この「前年より18万2000t多い」というのはどれくらいの量なのかイメージしやすくするため、何日分か計算してみました。
米不足だった「令和5年の米の収穫量(主食用)」は661万t(679万2000t-18万2000t)です。
この661万tを365日で割ると約1.81万t/日(661万t÷365日)になります。
ということは、18万2000tは1.81万t/日×約10日分ということになります。
つまり政府が米がある根拠としている「令和6年の米の収穫量(主食用)は679万2000tで前年より18万2000t増加」というのは、言い換えると「令和6年の米の収穫量(主食用)は米不足だった前年より10日分しか増えていない」ということです
「米不足だった令和5年より収穫量が10日分しか増えていない」?????
2024年は米不足により夏ごろから価格が上昇したのに?????
どう考えても計算があいません。
これで足りるとする根拠が全くわかりません。
2025年も米が足りていなと考えるのが自然です
当然米が足りないと価格は上がります、需要が供給を上回れば価格が上がるのは当たり前です
3.備蓄米の放出の効果について(予想)
備蓄米放出の目的は、米を持っている業者に在庫を吐き出させ、流通の目詰まりを解消させることです。
しかし備蓄米放出はあくまでも「米は足りている」ことが前提の価格を下げる対策です。米が足りていない状況だと業者が在庫を吐き出すとは当然思えません。
備蓄米放出の効果としては、店頭に並ぶ備蓄米は安い価格で並ぶでしょうが、それ以外のお米の価格はあまり変わらない結果となるでしょう。
4.2025年米の価格を下げるための2つの方法

4-1.備蓄米を出し尽くす勢いで放出する
3では、備蓄米放出の効果は限定的になると書かせていただきましたが、それは業者に在庫を吐き出させる効果がないと考えているからです
備蓄米を多少放出しても効果は限定的です。
しかし備蓄米は全部で約100万t(約56日分)あります
この備蓄米を出し尽くす勢いで放出して、米不足が解消されれば米の価格は下がるでしょう
4-2.米を輸入する
2-2で書かせていただいたように私は米が不足しているから価格が上がっていると考えています。
ですので米を輸入することで、米不足は解消され価格は下がると考えています
しかし反発は多いでしょうから、十分量を輸入することは難しいでしょう
5.2025年 米の価格は値上がり?値下がり?徹底予想
備蓄米の放出ペースもゆっくりのため、備蓄米放出の効果は限定的で米の価格は高止まりするでしょう。(備蓄米のみ安い価格で販売されるという程度にとどまるでしょう)
そして2025年秋以降にについては今以上に値上がりが予想されます。
理由は2つあります。
一つ目は放出した備蓄米分を余分に確保する必要があるからです。それにより今以上に米が不足します
二つ目は政府が米の増産を方針として打ち出すためには、米価格の高騰が流通の目詰まりではなく、米が不足しているからだと認めなければなりません。
それは国が推し進めてきた減反政策の間違いを認めるに等しいことです。そう簡単にはいかないでしょう
6.まとめ
今回は「2025年 米の価格は値上がり?値下がり?徹底予想」した結果をお伝えさせていただきました。
最後に結果についてまとめておきますね。
・米価格が高い理由
政府の見解は流通の目詰まり
当ブログ管理人(よろし)の見解は米が足りていないから(令和6年の米の収穫量が米不足だった前年と比べ約10日分しか増えていない)
・備蓄米放出の効果は限定的
・米価格を下げるための2つの方法
一つ目は備蓄米を出し尽くす勢いで放出すること
二つ目は米を輸入すること
・2025年は米の価格は上がる、特に秋以降は、今以上の値上がりが予想される(放出した備蓄米分も確保しなければならないため)
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